お客様のための シザー造り

よりよいシザーズが、よりよい仕事をもたらす。シザー造りで私が特に注目した所それは、手のひらサイズに合ったシザーズです。
重さやバランスを考慮し、体への負担を最小限にした。
シザーズが合っていないと、かなりのストレスが体にのしかかります。
理美容師が悩んでいる、職業病の腱鞘炎、肩こり、腰痛、・・・。
そのストレスを軽減し、職業病からあなたを守る、しなやかでやさしいフォルムと繊細なグリップ感。

私の思いと技術、全てをかけました。一度、手に取ってみてください。全てがわかります。

精巧なシザーズ製造

山神剣の販売しているシザーズには製造時にズレ、歪みといった狂いが生じないように工夫を凝らしております。

弊社のシザーズ製造は熟練の職人による手作業で行われています。
そして、熟練の職人に使ってもらう研磨機や加工を施す機械は全て専門店に発注をしたオリジナルの機械です。
これらの機械はシザーズを均一に製造するために開発した特別な機械です。

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本物の切れ味を追求するために

山神剣のシザーには、「本物」の切れ味があります。
熟練の職人が一丁一丁仕上げているシザーには、本物の切れ味を追求する為に、1000/1mmまでも妥協を許さず、真心を込めてお造りしています。
一人でも多くの理美容師さんにこの切れ味を体感していただきたい想いから、切れ味や握り心地はもちろん、切った時の音・動きまで好みに合わせ、最高のパフォーマンスを出せる”たった一つ”を、熟練の職人が手作業で一丁づつ仕上げております。

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山神剣のオリジナル研磨機

一見水平を保って回転しているように見えますが、実は軸がズレ、水平に回転していない場合があります。
常に水平を保って回転をしているかを見極めるポイントとしては電源を切った後、どれだけ長く回転しているかを見れば分かります。
ちなみに山神剣の研磨機は電源を切った後も約10分間、回転し続けます。

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寸分の狂いのない技術

シザーズは噛み合わせたときに隙間無く、スムーズに開閉できるようにしなければなりません。本物のシザーズは新聞紙の入る隙も無いほどの隙間なのです。
そのためには、目測だけで研磨を行うと小さなズレが起きる可能性があります。
ズレを防ぐために研磨機に角度計を付けることによって均一の角度でシザーズを削っていくことが出来ます。
こちらの回転式の研磨機は研磨する部分の面が常に水平を保った状態で回転するため、刃を均一に研ぐことが出来ます。

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研磨機の角度計とエンドレスバフの角度計

エンドレスバフの角度計が、研磨機の角度計と一致することで、寸分の狂いもない刃付けが可能になっています。
一般的なシザーメーカーでは角度計がついておらず、フィーリングで刃角度を決めてしまうことが一般的であり、それが原因でずれが生じてしまいます。

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